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家づくりコラム

注文住宅で悩みがちな床の色|人気のカラーや後悔するポイントを解説

床の色は、注文住宅の印象を左右する重要な要素です。
フローリングの色味一つで、室内の印象は大きく変わります。

しかし理想の部屋のイメージばかりを考えて床の色を選ぶと、手入れに手間がかかって後悔することも少なくありません。

そこで今回は人気の床色をピックアップしながら、そのメリットとともに、後悔しがちなポイントについても解説します。

目次

人気の床色

まず、人気が高い床の色を紹介します。

1.ホワイト系

出典:写真AC

ホワイト系の床は、明るさや開放感を演出します。
コンパクトな部屋に白い床を採用すると、広さを感じさせる効果があるので、おすすめです。

また、白い床はどんな家具にも合わせやすく、コーディネートがしやすい魅力があります。

2.ナチュラル系

出典:写真AC

ナチュラル系の床色は、温かみがあり、リラックスした雰囲気を生み出します。
ベージュライトやブラウンなどの色合いは、木の質感を彷彿とさせるため、ナチュラルなインテリアとの相性も良好です。

3.ダーク系

出典:写真AC

ダークブラウンやブラック系の床は、高級感があり、洗練された印象になるのが魅力です。ダークなカラーには、空間を引き締まった印象に整える効果もあります。

4.グレー系

出典:写真AC

人気のグレー系は、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。
シンプルでありながら洗練された雰囲気があるため、多様なインテリアスタイルに適応するのが強みです。

床色後悔しやすいポイント

ここでは、床色ごとの弱点や後悔しやすいポイントについて、紹介します。

1.経年劣化によるダメージが目立つ|ホワイト・ナチュラル系

ホワイト系やナチュラル系の床は、汚れや傷が目立ちやすいのが弱点です。
とくにホワイト系は、髪の毛や黒い汚れが目立ちます。
ホワイト・ナチュラル系の床では、こまめな清掃を心がけましょう。

2.色選びによる圧迫感

ダーク系の床は高級感がある反面、小さな部屋では圧迫感につながることがあります。
部屋の広さに応じた色選びが、重要です。

不安な場合は、サンプルを取り寄せて実際の色を見てから選択するとよいでしょう。

3.インテリアと不一致

床の色を選ぶ際は、家具やカーテンとのバランスを考えながら進めましょう。
床の色だけ先行して選ぶと、室内全体の調和が取れなくなる可能性があります。

どんな印象の部屋にしたいか、またどんな色の家具を設置する予定か、事前に全体像を決定してから床の色を選ぶことが大切です。

4.トレンドに流される

流行の色に飛びついたものの、時間が経つにつれて後悔することがあります。
床材は、長く付き合うもの。自分のライフスタイルや好みに合った色を選ぶことが重要です。

床色選びのポイント

床色を選ぶときは、次の6つのポイントを意識しましょう。

1.トータルコーディネートを考える

床の色は壁や家具の色に影響するため、全体のバランスを意識して選ぶことが重要です。
インテリアスタイルの参考画像を集めると、イメージをふくらませやすくなります。

備え付けの棚とトーンを合わせたことで、統一感がうまれた瀬戸内市K様邸のリビング。
理想的なバランスに仕上がっています。

2.部屋の用途に合わせて選択

部屋によって、求められる雰囲気は異なります。用途に応じた床色を選びましょう。
たとえばダーク系トーンは、落ち着いた雰囲気が似合う寝室に適しています。
ホワイト系は子ども部屋におすすめです。

3.色の特徴を考慮する

各色には特有の特徴があります。
ホワイト系は明るいが汚れが目立ち、ダーク系は高級感がある反面で圧迫感を与えることがあります。
これらを理解して、選びましょう。

4.見本で確認する

カタログだけでなく、モデルハウスや展示場で実物を確認することが大切です。
質感や光の当たり具合を実際に見ることで具体的なイメージが湧きます。

5.メンテナンスコストを考える

床材によっては、汚れや傷が目立ちやすいものがあります。
メンテナンスの手間を考え、自分のライフスタイルに合った材質を選ぶことが重要です。

6.将来性を考える

流行りの色に流されず、長期間使用することを考慮して、自分自身の好みやライフスタイルに合った色を選びましょう。
後悔しないためには、自分らしさを反映させることが大切です。

まとめ

注文住宅での床の色選びは、その後の住まいの印象に大きな影響を与え、家事の手間を増やす可能性もあります。
床の色は、ライフスタイルやインテリアとの調和を考慮して、慎重に選びましょう。

あらかじめサンプルを取り寄せて、色味や質感を確認することも大切です。

どんな色を選んだらよいか迷うときは、私共ブルームスにご相談ください。
お客様の理想のライフスタイルと、ご予算、メンテナンスコストなどを包括的に考慮した上で、ご提案いたします。