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植栽とは?植物の選び方や配置のコツを事例で紹介!
注文住宅の植栽とは、庭をはじめ、玄関まわりや門、塀のまわりなど、敷地に植えられる樹木や草花です。
植栽には、住まいを華やかに彩るほか、周囲からの視界を遮って緩やかにプライベートを確保したり、
防音や防風、防火など、様々な効果があります。
今回は、植栽のある住まいの事例を交えながら、植栽の役割や選び方のポイントについて紹介します。
住まいの外観のデザインを考える際の、参考になさってください。
目次
植栽する理由
植栽の機能は、住まいの景観を美しく彩るだけに留まりません。
住まいの安全を守る様々な役割を果たします。
植栽が担う代表的な役割には、次のようなものがあります。
- 木陰:強い日差しから住まいを守り、柔らかな日差しが差し込むように調整
- 生垣:隣家や道路などとの境界
- 目隠し:隣家人や、外からの視線をソフトに遮る
- 虫よけ:虫が苦手な臭いを発する植物の効果
注文住宅の植栽の事例2選
素敵なお住まいの魅力を引き立てる、植栽の事例を紹介します。
のびやかな自然を取り込んだステキなお住まい|浅口市N様邸
浅口市のN様邸は、34坪の平屋です。
自然豊かな土地で庭仕事ができる住まい、というご希望でデザインされたお住まいは、広々したお庭と植栽が目を引きます。
玄関前のヘリが道路からの視線をさえぎりますが、植栽の効果で目隠しという堅牢な雰囲気が和らぎ、ソフトな印象が加わりました。
また隣家との仕切りの役割も果たす植栽は、季節毎に異なる、自然の豊かな側面を見せてくれます。
家族の思い出をギュッと詰め込んだ植栽がステキ|岡山O様邸
岡山市のO様邸は、閑静な住宅街に建てられた32坪の総2階のお住まいです。
玄関前のコンクリート壁と共に配した植栽が、道路から玄関ドアへの視線を遮りながらアクセントにもなっています。
お住まい同様デザインにこだわってチョイスされた植栽ですが、
実は、お子様の記念樹や、以前から鉢植えをして育てていらしたアジサイなど、愛着のある植物も一緒に植えられています。
玄関を入ってすぐ左手には、奥様こだわりの地窓があり、そこから見える植栽は、夜になるとライトアップされます。
植栽を小さな日本庭園に見立てた、工夫満載のお住まいです。
植栽を選ぶポイント
植栽に選ばれる植物には、さまざまな種類があります。
目的や用途に応じて選定すると、景観を整えながら高い機能性も発揮する植栽になるので、おすすめです。
ここでは、植栽の植物を選ぶ際のポイントを紹介します。
樹木の種類
植栽に選ばれる樹木には、次のようなものがあります。
樹木の種類 | 特徴 | 植栽としての用途 |
常緑樹 | 1年中葉が茂っている植物 | 目隠し |
落葉樹 | 夏は木陰を作って日差しを遮るが、冬には葉を落とすので日差しが差し込みやすくなる | 木陰作り |
広葉樹 | 大きく葉を広げる植物 | 目隠し 景観 |
針葉樹 | 葉が細い特徴がある植物 |
植栽の高さ
植物によって大きく成長するものから、それほど背丈が変わらないものもあります。
植栽する場所、また目隠しやおかげ作りなど用途によって、植栽に求められる最適な高さは違うでしょう。
成長速度が早く大きく成長しすぎる植物を植栽にすると、手入れの手間がかかります。
どの程度の高さまで成長するのか、成長速度はどのくらいか、植栽を選ぶ際は確認してください。
日当りがよくない場所の植栽なら陰性植物を選ぶ
植物は光合成のために、日光を必要とするのが一般的です。
しかし、植物の中には多くの日光を浴びなくても元気に育つ陰性植物もいます。
食材を設置したい場所が建物の北側など、日が当たりにくい場所である場合は、陰性植物を選ぶのがおすすめです。
まとめ
植栽は、注文住宅に華やかさや彩りを添える名脇役です。
シンプルモダンな外観に、植栽でナチュラルなアクセントを加えたり、敷地の一角に四季の移ろいを感じられるようなスペースを設けることができます。
もちろん外部からの視界を遮ったり、日が差し込みすぎるのを防いでくれたり、さまざまな機能を持つ点も魅力です。
「植栽が欲しいけれど、手入れの手間がかからない植物がいい!」
「おしゃれで素敵な植栽が欲しいけれど、どんな植物をどこに配置したらいいだろう?」
漠然と思い描く理想のお住まいのイメージを、私共にお聞かせください。
お客様のライフスタイルや理想のライフプランに合わせて、プロの目線から、さまざまなアイディアをご提案いたします。