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注文住宅で後悔しやすい間取り5選|失敗しないコツも解説
注文住宅で後悔したくないと思うあまり、あれもこれも気を付けなければならず、家づくりがスムーズに進まず困っていませんか。
はじめての住まいづくりでは、完璧を目指すのは難しいので、まずは80点を目指すのが理想です。
そして80点の住まいづくりを目指すなら、簡単に修正できない箇所の間取りに、配慮することが欠かせません。
そこで本記事では、注文住宅を建てる前に知っておきたい、後悔しがちな間取り5選と、失敗しないコツを紹介します。
目次
注文住宅の間取りでよくある後悔5選
注文住宅で後悔しがちな間取りには、次のようなものがあります。
- 1.収納が足りない
- 2.家事動線が悪い
- 3.駐車場が狭い
- 4.コンセントの数が少ない
- 5.玄関が狭い
間取りの後悔1:収納が足りない
収納不足で後悔しないためのポイントは、必要な場所に必要な収納を配置することです。
そして過不足なく収納を設置するためには、今持っている持ち物を把握し、どの部屋に何をどれだけ置きたいかを把握します。
まずは、今住んでいる家の「持ち物リスト」を作りましょう。
実際に書き出して持ち物を見える化すれば、どこにどれだけの収納があれば足りるかがわかります。
この情報を元に住まいの設計士と相談しながら間取りを調整すれば、後悔のない住まい作りに大きく前進できるでしょう。
たとえば岡山市のH様邸では、趣味部屋の壁一面に造作本棚を設置しました。
大容量の収納を備え付けたことで部屋がスッキリ片付き、見せる収納としても機能しています。
間取りの後悔2:家事動線が悪い
家事は毎日のことなので、小さな不便が積もり積もって、大きなストレスになります。
そこで倉敷市のS様邸では、水廻りは導線にこだわりキッチン裏にまとめて配置しました。
浴室→洗面→ランドリールーム→寝室のクローゼット、とつながるので、洗濯から収納までがスムーズです。
さらにランドリールームには靴や雑巾などが洗えるスロップシンクや、アイロンができるカウンターを作ったため、一箇所で洗濯が完結します。
間取りの後悔3:駐車場が狭い
駐車場が狭いと、「車は入るがドアを開けづらい」「子供の自転車が増えて狭くなった」「家族が増えて車を大きなサイズにしたら、駐車スペースが足りなくなった」と言った問題が起こります。
またあとからカーポートを設置したところ、予想外にスペースを取られて駐車場が狭くなることもあるでしょう。
そこで岡山市のN様邸では、46坪の土地に建った26坪のコンパクトな住まいですが、家族の成長に対応できるよう、駐車スペースも2台+軽自動車1台をあらかじめ確保しました。
十分な駐車スペースがあるので、家族構成の変化にも柔軟に対応できます。
間取りの後悔4:コンセントの数が少ない
コンセントは、迷ったら多めにつけましょう。
一旦住まいが完成してからコンセントを増設する場合、壁を一部壊しての工事が必要です。
そのため、1箇所数万円以上の費用がかかります。
コンセントは多くても困るものではありません。設計士と相談しながら、多めに設定すると安心です。
倉敷市のS様邸では、2階の子供部屋を将来2つに区切って部屋数を増やす可能性を想定し、電気やエアコンの配置に対応できるようにデザインしました。
コンセントの場所に困らないだけでなく、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる間取りです。
間取りの後悔5:玄関が狭い
注文住宅の間取りで、狭さで後悔する箇所の筆頭は、玄関です。
屋外でも屋内でもない場所である玄関に置くと都合がいいものは多く、整然とした状態を維持するのは容易ではありません。
そこでおすすめしたいのが、シューズクロークや土間収納です。
浅口市のN様邸では、広々した玄関にたっぷり収納できる下駄箱、さらに土間収納を設置しました。
中庭に面した大きな窓から差し込む光の効果も手伝って、広々した玄関がより解放感を感じられる空間になっています。
まとめ
注文住宅の間取りを考える際は、修正がきかない箇所の調整に注力しましょう。
たとえばクロスであれば、あとから張り替えることもできます。
しかし収納や家事動線などは、簡単に修正できません。にもかかわらず、毎日の暮らしの中でストレスになりやすい箇所でもあります。
「我が家の場合、住まいの間取りではどこにこだわったらいい?」
「どんな家事動線にしたら、暮らしやすい住まいが実現するだろう?」
住まい作りのお悩みは、私どもにご相談ください。お客様の「こんな住まいを実現したい」思いを最大限活かしながら、ご家族が快適に暮らせる住まいのアイディアをご提案いたします。