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家づくりコラム

照明はどれを選ぶ?シーリングライト・ダウンライトの違いについて

照明選びによって空間の印象や雰囲気は大きく変わってきます。
住宅の照明には大きく分けて「ダウンライト」と「シーリングライト」があり、それぞれに特徴があります。

今回はダウンライトとシーリングライトのメリット・デメリット、適した照明のシーンについて解説します。

ダウンライトのメリット・デメリット

【メリット1:おしゃれですっきりとしたデザイン】
天井に埋め込んで取り付けているため、空間がとてもすっきりとした印象になります。
シンプルに空間を見せたい場合やインテリアを目立たせたい場合はおすすめです。

【メリット2:虫やホコリがたまりにくく、メンテナンスしやすい】
ダウンライトは天井に埋め込まれているので、シーリングライトと比べると比較的虫やホコリがたまりにくいです。
掃除を頻繁にしなくても綺麗に保つことができるので、メンテナンスが楽というメリットがあります。

【デメリット1:照明の配置が難しい】
ダウンライトは、広い空間に設置する場合複数個使用することになります。
配置によって空間の印象が変わるため、見栄えが悪くなるケースもあります。

【デメリット2:自分で交換が難しい・交換に費用がかかる】
ダウンライトの交換は電気工事士の有資格者でないとできない場合が大半です。
そのため故障や交換が必要になった時は、コストがかかってしまいます。

シーリングライトのメリット・デメリット

【メリット1:照明の交換が簡単にできる】
引っ掛けシーリングにすると工事なしで照明を取り付けることができます。
電球が切れた場合などでも天井から取り外して付け替えられます。

【メリット2:明るさの調整・色味の調整がしやすい】
最近のシーリングライトには、リモコンで明るさや照明の色を手軽に調整することができる、「調光」という機能がついているものもあります。
普段はフルで点灯して就寝前は明るさを暗めにすることができるので、シーンに応じて明るさを変えられます。

【デメリット1:虫やホコリが入りやすい】
シーリングライトはカバーから虫やホコリが入り込みやすいため、定期的に掃除が必要です。
虫やホコリが溜まったままだと明るさに影響が出てしまうので注意が必要です。

【デメリット2:天井から出っ張ってしまう】
シーリングライトは天井から出っ張っているので見栄えの雰囲気が変わってきます。 ダウンライトのようなすっきりとしたデザインが好みの方は検討が必要です。

どんなシーンで照明を使うか?おすすめの使い方

シーリングライト
シーリングライトは、部屋全体を十分に明るくできることが魅力です。
勉強部屋・子供部屋・書斎などの明るさがほしい場所に向いています。
また、明るさを調節できるタイプが多いため、寝室の明かりとしても使用できます。

ダウンライト
ダウンライトは天井に埋め込むため、おしゃれですっきりした印象に。
最近はLDKや水回りなどに使われることが多く、スタイリッシュな空間に仕上げることができます。
しかし、LDKのような広い空間はひとつだと明るさを確保できません。
複数のダウンライトをバランスよく配置することが大切です。

【まとめ】
シーリングライト、ダウンライトについてそれぞれ解説していきました。
それぞれお部屋のイメージや用途によって、使い勝手や印象も変わってきます。
照明選びの際はお部屋の雰囲気を予めイメージし、設計士に相談することをおすすめします。