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【実例あり】ランドリールームをどうデザインする?失敗しないポイントを解説
ランドリールームは、洗濯にまつわる作業が一箇所で完了するように、設計された部屋です。
暮らし方や洗濯のスタイル、部屋の広さに合わせてランドリールームをデザインすれば、時間のかかる洗濯の手間が減り、家事の負担が軽減されるでしょう。
この記事では、オシャレで機能的なランドリールームの事例を交えながら、ランドリールームをデザインする際のポイントを紹介します。
目次
ランドリールームとは
ランドリールームとは、洗濯作業のための部屋です。ランドリールームがあれば、洗う、干す、取り込む、アイロンがけ、たたむといった家事が、一箇所で完了します。
またランドリールームがあれば、天候に左右されずいつでも安心して洗濯物を乾かせるのも、嬉しいポイントです。
シンプルで使いやすいランドリールームの施工事例2選
まず紹介するのは、洗いざらしの洗濯物を彷彿とさせる白い壁が印象的な、岡山市のK様邸のランドリールームです。作業導線に合わせて、奥行きのある間取りにデザインしました。
出入口の扉近くの壁面には収納スペースを配置し、取り込んだ洗濯ものをすぐに片付けられるのが便利です。また、ランドリールームに入ればすぐに必要な衣類やリネン類をピックアップできるデザインに仕上がっています。
2件目に紹介するのは、高梁市M様邸のランドリールームです。シックで落ち着いたトーンに統一しており、生活感を感じさせません。
壁面には、作り付けの棚や作業スペースを設置しました。コンパクトなスペースながら、洗濯物を仕分けたり、乾いた洗濯物を畳んだりといった作業が捗ります。
必要な機能がギュッと凝縮された、機能的なランドリールームです。
機能的なランドリールーム3つのポイント
ランドリールームを設置する際は、次の3点が大切です。
- 1.ライフスタイルや生活導線に合わせてデザイン
- 2.デッドスペースを活用
- 3.通風の確保と湿度対策
1:ライフスタイルや生活導線に合わせてデザイン
ご家庭によって、洗濯のスタイルはさまざまでしょう。
- 洗濯物の量は多い、少ない?
- 部屋干し、それとも外干し?
- 衣類はファミリークローゼットでまとめて管理?もしくは、それぞれの部屋?
- どこでアイロンがけする?
暮らし方に合わせてランドリールームの装備や機能を調整してください。ランドリールームの利便性が、格段にアップします。
2:デッドスペースを活用
ランドリールームは欲しいけれど、広いスペースを確保できない。そんなときは、壁に作り付けの棚を設置してみるのはいかがでしょうか。
洗濯機の上のデッドスペースが、収納に早変わり。さらに高梁市M様邸のように造作カウンターを設置すれば、作業スペースも確保できます。
洗濯物の量が少ない、乾燥機能付きの洗濯機を使っている、といったご家庭なら、コンパクトなスペースに、洗濯周りのあれこれをまとめられます。
3:通風の確保と湿度対策
快適に利用できるランドリールームづくりには、風通しを意識するのがポイントです。岡山市のK様邸のように窓を設置して、風がとおるようにデザインしてください。
これに加えてランドリールームには、換気扇やサーキュレーター、除湿機やエアコンを設置するのがおすすめです。
ランドリールームは、室内でもっとも湿気がこもりやすい場所のひとつです。湿度が高いと洗濯物が乾きにくくなるほか、生乾きの臭いが出やすくなります。
天候や湿度に悩まされず、いつでも快適に洗濯できるよう、通気と湿度対策は万全におこなってください。
まとめ
「ランドリールームが欲しいけれど、我が家の場合どんな間取りにしたらいい?」
「スペースが限られていても、ランドリールームを設置できる?」
ランドリールームにご興味をお持ちでしたら、ぜひ私共にご相談ください
ランドリールームとひとことでいっても、ご家族構成や希望されるライフスタイルによって、最適なデザインはさまざまです。お客様の「こんな風に暮らしたい」思いに合わせて、ご提案いたします。