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【注文住宅の資金計画】住宅ローン借入額の設定方法は?5ステップで解説
注文住宅を購入する際、住宅ローンの借入額を適切に設定することが重要です。
借入額が大きすぎると、将来的な返済負担が重くなり、生活に支障をきたす可能性があります。
一方で、無理のない範囲で借入を抑えることができれば、家計の安定を保ちながら理想の住まいを手に入れることが可能です。
この記事では、返済負担率や自己資金とのバランス、将来のライフプランなど、適切な住宅ローン借入額を設定するための方法について解説します。
目次
住宅ローン借入額の設定5ステップ
住宅ローン借入額は、次の5ステップで設定します。
- 1.自己資金(頭金)の設定
- 2.返済負担率の確認
- 3.返済期間の設定
- 4.シミュレーションの活用
- 5.複数の金融機関を比較
1.自己資金(頭金)の設定
自己資金として、どれだけの金額を用意できるか決めましょう。
自己資金が多いほど借入額を減らし毎月の返済額を抑えることができるため、少しでも多く自己資金を用意したいと考える向きもあるでしょう。
しかし自己資金の調達で生活を圧迫しないよう、無理のない範囲で設定することが大切です。
一般的には、住宅購入費用の10〜20%を頭金として用意するのが理想とされています。
ブルームスの住宅は全棟長期優良住宅の認定を取得しています。住宅ローン減税を最大限受けることができるます(2024年9月現在)。
住宅を購入する時期というのはお子様の誕生や進学などお金が必要になるイベントが多い時期の方が多いため、頭金は出さず当面の預金として置いておいて、減税を受けられる期間に貯蓄をして繰り上げ返済する…という選択もあり得ます。
生活スタイルや家族構成など、自分らしい返済計画を立てるのがベストです。
なお自己資金には、エビデンスを求められます。
つまり、預金通帳等の原本やコピーの提出が必要なため、あらかじめ用意しておくとよいでしょう。
2.返済負担率の確認
返済負担率とは、年収に対する年間の返済額の割合です。
無理のない返済負担率は20〜25%以内が理想とされています。
たとえば年収が500万円の場合、20%から25%の金額、つまり100〜125万円以内に年間の返済額を抑えるのが理想です。
3.返済期間の設定
住宅ローンの返済期間は、一般的に30〜35年が多い傾向です。
返済期間が長いほど毎月の返済額は少なくなります。
しかしその場合は総返済額が増える点に、注意が必要です。
お子さんの学費が必要になるタイミングや、定年退職の時期など、家族のライフプランを考慮しながら、返済期間を設定する必要があります。
4.シミュレーションの活用
住宅ローンのシミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てましょう。
金融機関などが用意しているシミュレーションツールを利用することで、具体的な返済額や総返済額を把握できます。
またファイナンシャルプランから相談できる施工会社や工務店を選べば、注文住宅の購入を考えて動き出した段階から、資金計画から住宅の設計・建築まで、トータルサポートを受けられるので安心です。
たとえばブルームスでは、5年後10年後、さらには20年後の資金計画まで見据えた住まいづくりが大切であるという考えの元、資金計画の段階からファイナンシャルプランナーを交えて家づくりに取り組んでおります。
家づくりにまつわるお金の不安も、どうぞお気軽にご相談ください。
5.複数の金融機関を比較
注文住宅購入に際して、複数の施工会社や工務店で見積もりを取って、依頼先を比較検討するでしょう。
これと同様に金融機関も、金利や条件を比較検討してから慎重に決定することが大切です。
最適な住宅ローンを選ぶことで、返済負担を軽減できます。
このときファイナンシャルプランナーに相談すれば、多角的に比較検討するためのアドバイスを得られるので、おすすめです。
まとめ
住宅ローンの借り入れ可能額は、遠い未来までも見据えながら、無理のない返済計画を立てることが欠かせません。
ただそうはいっても、ご家族それぞれのライフイベントを考慮しつつ金利や諸条件を考慮してシュミレーションし、比較検討しながら最適解を導き出すのは、容易なことではないでしょう。
何を基準にどう判断すればよいか、迷うことも少なくありません。
そんなときは、私どもにご相談ください。住まいのスペシャリストとお金のスペシャリストであるファイナンシャルプランナーの強力タッグで、住まいづくりを包括的にサポートいたします。
ゴールは、お客様の理想の住まいと資金計画を両立させた注文住宅の購入の計画立案。
そして、住宅購入を契機に始まる、ご家族の新たな物語を、安心と笑顔があふれたものにすることです。
ブルームスで、幸せを育む家づくりを始めてみませんか。