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家づくりコラム

子育て世代が選んだ「家の中の安全・安心」ポイント– 暮らしやすさと心地よさを両立する工夫 –

子育て中のご家族が家づくりで大切にしたいことのひとつが、「安全」と「安心」。
小さなお子様の成長を見守りながら、家族全員が快適に過ごせる空間をつくるためには、間取りや素材選び、視線の届き方など、さまざまな工夫があります。

今回は、私たちが手がけたお家の中から、子育て世代に喜ばれた安全・安心ポイントを3つご紹介します。

目次

1. 成長に合わせて間仕切りできる子ども部屋

お子様が小さいうちは、兄弟姉妹で一緒に遊べる大きな空間が理想的。
こちらのお家では、2階の子ども部屋を今は広く1部屋として使い、将来的には間仕切り壁を設けて2部屋にできるよう計画しました。


▲将来仕切れるよう下地やコンセント位置を計画した子ども部屋。

壁の下地やコンセント位置、照明スイッチの配置まで考えてあるため、後からの工事もスムーズ。
お子様の成長やライフスタイルの変化に柔軟に対応できる安心の間取りです。

2. キッチンから見渡せる中庭とリビング

こちらは、「リビングで過ごしながら中庭で遊ぶ子どもを見守りたい」という施主様の想いから生まれた間取り。
キッチンから中庭、そしてリビングダイニング全体を見渡せるようになっています。


▲家事をしながら中庭やリビングで遊ぶ子どもを見守れる配置。

料理や片付けをしながらでもお子様の様子が常に視界に入り、安心感があります。
また、家族同士のコミュニケーションも自然と増える、子育てにやさしい設計です。

3. 段差のない畳スペースで安全に遊べる

リビングの隣に設けた、段差のないフラットな和室。
畳のやわらかさが転倒時の衝撃をやわらげ、床との段差がないためつまずきの心配もありません。


▲小さな子どもの遊び場にも、家族のくつろぎスペースにも使える畳コーナー。

冬はこたつを置いて家族でのんびり過ごすなど、季節や成長に合わせて使える多目的な空間です。

まとめ:安全・安心は家族の成長とともに

子育て期の家づくりは、「今」だけでなく「これから」の暮らしも見据えることが大切です。
間取りや素材、視線の届き方など、日常の中で安心を感じられる工夫は、家族の心地よい時間を支えてくれます。

今回ご紹介したポイントは、ほんの一例。
ご家族のライフスタイルに合わせた安全・安心な家づくりを、私たちと一緒に考えてみませんか?