こんにちは、ブルームス設計担当の岸本です。

前回に引き続き、当社の施工事例として広々とした敷地に平屋の母屋と離れを建てられた、岡山市K様邸をご紹介します。

●雨風をしのぐ切妻屋根を採用
母屋の屋根には、スタンダードな家の形ともいえる切妻屋根を採用しました。
切妻屋根は両辺の長さが均一の、いわゆる「三角屋根」です。
雨水を両辺が受け流すため屋根に水がたまりにくく、屋根の劣化や雨漏りを防いでくれます。

切妻屋根の庇を長く出すことで、外壁に直接雨がかかりにくい設計に。
外壁の劣化が少ないため、外壁の耐久性が上がり、メンテナンス頻度も低くなります。
万が一外壁にひび割れや損傷が発生しても、庇が住宅内部への雨水の侵入を防いでくれます。

Ｋ様邸は自然エネルギーを最大限に活用したパッシブデザインの住まい。
庇は、夏の高い太陽光が室内に入るのを防ぎ、冬の低い太陽光を室内に取り入れる役割をします。
夏は涼しく、冬の窓際はエアコンなしでも暖かい快適な住まいの実現にも庇が役立っています。

●シンプルな四角の形の平屋
建物を四角の形で設計したのもポイントのひとつ。
建物の無駄を省き、家全体の機能性を高めています。
家の四方にバランスよく外力がかかるため、耐久性や耐震性もアップしました。

四角にすることで家全体もシンプルな設計となり、置きたい家具に合わせた間取りのデザインが叶いました。

家の内部には、要所に天然素材を取り入れました。
無垢材の床、造作の木製ドアを設けることで家全体が温かみのある雰囲気に。

●自由に使える離れのスペース
母屋の向かい側にある離れは、ご主人の仕事部屋兼趣味のスペースとして活用されています。

ご主人のお気に入りの家具を並べた、何とも贅沢な空間。
誰にも邪魔されることなく、仕事にも遊びにも没頭できるスペースになりました。

当社の施工事例として岡山市のK様宅をご紹介しました。
平屋の快適なお住まいで、どうぞご家族そろって素敵な毎日をお過ごしください。