ブログ
平屋風二階建|平屋なのに一部だけ二階建てハイブリッドな家の魅力を紹介
「平屋風二階建て」は、平屋のようでありながら、一部だけ二階がある住まいです。平屋風二階建ての住まいは、ライフスタイルの変化に寄り添う、魅力満載で注目されています。
今回は、平屋とは異なる「平屋風二階建て」の魅力や建てる際の注意点を解説します。
目次
平屋風二階建て3つのメリットを事例で紹介
平屋のようでありながら一部だけ二階がある「平屋風二階建て」には、次のようなメリットがあります。
1:家族構成やライフスタイルの変化に対応
平屋風二階建ての住まいなら、ライフスタイルの変化に柔軟に対応します。
たとえば、ご夫婦二人からお子さんが生まれて家族が増え、また二人に戻るとしましょう。
この間、お子さんの成長に合わせて子ども部屋が必要になる期間があります。ただ、いずれお子さんが独り立ちしてご夫婦二人家族に戻れば、部屋を持て余すことになりかねません。
こんなとき、冒頭の画像でも紹介した岡山市のN様邸のように、平屋風二階建ての一階部分に日常的に家族が生活するスペースを集約させ、二階部分は将来の子ども部屋にするのはいかがでしょうか。
(平屋でありながら、コンパクトな2階部分がある岡山市のN様邸)
お子さんが巣立ったあとの二階の部屋は、ゆっくり本を読んだり書き物したりするための書斎や趣味を楽しむ部屋として、活用できます。
2:限られた敷地でも床面積や部屋数を確保
「コンパクトな土地なので、平屋にすると希望する床面積を確保できない」
こういったジレンマを解決し、理想を諦めずに家づくりするひとつのアイディアが、平屋風二階建てです。
平屋風二階建てなら、敷地面積がコンパクトでも、二階部分によって床面積を確保しながら平屋風の住まいをデザインできます。
3:平屋でもロフトや吹き抜けを設置できる
平屋風二階建てでは、二階部分を部屋や収納スペースにするだけではなく、ロフトを設置するほか、吹き抜けにして天井を高くデザインする選択肢があります。
平屋の場合、周囲に高い建物があると十分な採光や通風が得られないケースは珍しくありません。しかし平屋風二階建てであれば、建物の高さを確保できます。
開放感があり、明るく風通しの良い住まいづくりが実現可能です。
(岡山市のN様邸では、一階の居室にも縦の空間を活用。立体感や広さが感じられる。)
平屋風二階建てを選ぶ際の注意点
平屋と二階建て住宅、双方の長所が融合したのが、平屋風二階建て住宅です。ただ、平屋風二階建てにも弱点があります。
1:平屋よりコストがかかる
平屋風二階建ては、平屋に比べて基礎や屋根、壁の面積が広がります。そのため、平屋より建築コストがかかる可能性がある点は、ご注意ください。
建築デザイン会社の担当者に必要な部屋数や収納の数、理想の暮らし方のイメージを伝え、予算も加味しながら、慎重に検討するとよいでしょう。
2:二階部分の用途を想定してデザイン
平屋風二階建てにする際は、二階の部屋の用途を想定しながら住宅全体の間取りを決めてください。
たとえば岡山市のN様邸では、一階フロアにLDKや生活に欠かせない水回りを集約させています。
お子さんが独り立ちしご夫妻も年齢を重ねて、もし二階の部屋を使わなくなっても、一階だけで不自由なく生活できるデザインです。
まとめ
平屋風二階建ては、平屋でありながら二階建て住宅のメリットを兼ね備えた住まいです。
「家づくりでこだわりたいポイントがいくつもある」
「コンパクトな土地でも、部屋数も外観も予算も妥協したくない」
家づくりは、生涯に一度きりの大きなイベントです。しかし初めてだからこそ、わからないことも多く戸惑うでしょう。
そんなときはぜひ、私共にご相談ください。長期にわたりご家族が快適に、そして安心して暮らせる住まいづくりを実現すべく、全力でサポートいたします。