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住宅性能とは?注文住宅で後悔しないために知っておきたい知識を紹介
住宅性能、つまり住まいの性能は、注文住宅を建てる際に後悔しないために、こだわりたいポイントの一つです。
たとえば内装や間取りのように目に見える部分は、家具の配置やDIYで解消できることが少なくありません。
しかし住宅性能自体に問題がある場合、改修が必要になることもあります。
この場合、多くの費用や時間がかかるため、ひどく後悔することになるでしょう。
そこで今回は注文住宅を建てる際に知っておきたい、住宅性能について紹介します。
目次
後悔しない住まいづくりのために住宅性能が大切な理由
住宅性能をよくすると、費用がかかります。
そのため費用を安くすることを優先すると、住宅性能が後回しにされがちです。
しかし家を建てる段階で住宅性能もしっかり考慮しておかないと、生活が始まってから後悔するシーンが多々あります。
リフォームを検討している方を対象にした新建新聞社のアンケート「住宅取得に関するアンケート調査2012」では、
リフォームしたい理由の第2位が、省エネ性能や断熱性の向上、でした。
これに対して、家を建てる際にこだわった点というアンケートの結果では、住宅性能は第6位にあげられています。
なお家づくりでこだわった点の第1位は価格、第2位が間取り、第3位がデザイン、という結果でした。
つまり、家を建てる際に住宅性能を十分に検討しないと、生活を始めてからリフォームが必要になるほど悩みの種になる可能性があるといえます。
住宅性能でチェックしたいポイント
住宅性能にはチェック項目がいくつもありますが、暮らしやすさを考えるなら、
断熱性や気密性に配慮し、気温や湿度に合わせた工法や断熱材を使用することが大切です。
たとえば断熱性や気密性が低い家を建てると、冷暖房の効率が悪いため、光熱費が高くなる可能性があります。
また湿度が高く、寒暖差の激しい日本の気候では、住まいの工法や断熱材等の使用によって、住み心地や家の耐久性が大きく変わります。
お住まいを建てるエリアの土壌の性質や、地形などを十分に考慮して、力強く家族の暮らしを守る高い強度と耐久性が期待できる住まいを建ててください。
(画像出典:経済産業省「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」)
住宅ローンの支払いを無理のないものにするために建築コストを抑えても、
実際の生活が始まってからの光熱費が高くなるのでは、本末転倒になりかねません。
冷暖房機器の使用を抑えて電気代を節約しながら快適に暮らせるよう、断熱性や気密性にはこだわって住まいを設計してください。
住宅性能の高い住まいづくりのポイント
快適な住まいづくりに必要な知識を、一朝一夕に得るのは難しいでしょう。
そこで大切なのが、住まいづくりのパートナーとなる、ハウスメーカーや工務店選びです。
豊富な知識と経験があるのはもちろんのこと、実際に生活する人と同じ目線で、
さまざまな可能性を検討できるハウスメーカーや工務店を選びましょう。
また提案力があることも、ハウスメーカーや工務店選びのポイントです。
一生暮らす家づくり。高価な買い物でもあるため、後悔したくないと思うのは、当然です。
ただ、家づくりは多くの方がはじめての経験になること、また多角的に検討しながら予算に併せて調整しなければならないため、どこかで妥協しなければならないのが家づくりでもあります。
- 妥協できない住宅性能は何か
- 妥協するなら、どの程度まで許容できるか
理想をすべて詰め込むことは難しいでしょう。
理想と現実の折り合いをどこでつけるか、また妥協した部分については、暮らしながらどのようにフォローしていけばよいか、といったことまで把握する必要があります。
住まいづくりのプロとして、なかなか気づきにくい部分まで配慮し、多角的に提案してくれるハウスメーカーや工務店を選ぶことが、後悔の少ない住まいづくりを実現できる近道です。
まとめ
注文住宅の購入を考えるときは、夢や希望に心躍らせているでしょう。
ただ同時に、実際に生活が始まってからの利便性や機能性といった、住宅性能を考慮する冷静さも必要です。
お客様の熱量を受け止めながらも冷静に未来を見通す、HOT&COOLのバランス感覚をもったハウスメーカーや工務店こそが、後悔を最小限に抑えた注文住宅づくりの鍵を握っています。
ハウスメーカーや工務店選びで迷われる際は、ぜひ私共をご検討ください。
実際にお話しすることで、お客様の思いを受け止め、その思いを実現するためのさまざまな選択肢を提案する私共のスタンスを、体験していただけるでしょう。
「こんな相談をしてもいいかな・・・」
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だからこそ、そんな思いをお聞かせください。
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