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家づくりコラム

収納が少ない!後悔しない注文住宅づくりのコツを紹介【施工事例あり】

注文住宅で後悔することの一つに、収納が少ないことが挙げられます。

収納が少なくても、収納家具を設置すれば問題ないと思うかもしれません。
しかし家具が増える分だけ、居室空間が圧迫されて狭くなります。

また生活を始めてから買い足す家具は、サイズも色も統一するのは至難の業です。
収納家具を増やしたために部屋が雑然とした雰囲気になり、後悔が募ることも。

そこで今回は、注文住宅を建てる際に考慮したい、収納のアイディアについて紹介します。

目次

注文住宅の収納が難しい理由

設計の時点では収納を十分に用意したはずなのに、実際に生活を始めると収納不足で後悔する理由には、次のようなものがあります。

  • 持ち物の量を正確に把握できていない
  • 家族の変化を考慮しなかった

特に忘れがちなのが、家族構成の変化や子どもの成長に伴う荷物の増加です。

注文住宅を建てる時点では、まだお子さんが小さく、御夫婦の持ち物がほとんどといったケースが多いでしょう。

しかしお子さんの成長に伴って、荷物はどんどん増えます。
お子さんが描いた絵や思い入れのある品々は捨てるに忍びなく、収納スペースを必要とするでしょう。

御夫婦だけであれば十分に足りた収納が足りなくなるのは、このためです。

注文住宅の収納で後悔しない3つのポイント

注文住宅の収納で後悔しないために、次の3つのポイントを意識しましょう。

  1. 1.住まいの収納率を把握
  2. 2.玄関やキッチンの収納はたっぷり用意
  3. 3.汎用性をもたせる

1.住まいの収納率を把握

住まいの収納率とは、家の面積に対する収納スペースの割合です。一般的に、十分な収容率は10%以上とされています。

しかし多くの既存の住宅の収納率は6〜7%ともいわれており、収納が不足した状態で生活を始めるケースが多い傾向です。

注文住宅を建てる際は、収納率を維持できるよう心がけるとよいでしょう。

2.玄関やキッチンの収納はたっぷり用意

玄関やキッチンは、思っている以上に収納を必要とする箇所です。
収納が多すぎて困ることはありません。

あらかじめ、たっぷりの収納スペースを用意することが大切です。

3.汎用性をもたせる

収納には、汎用性をもたせてください。

たとえば、クローゼットに吊り棚やハンガーラックを取り付ける際は、引き出しや衣装ケースを置くスペースも確保できるようにデザインするとよいでしょう。

ライフスタイルの変化に対応できるよう、柔軟性の高い収納を設置することが、後悔の少ない注文住宅を建てるポイントです。

機能性とデザインを両立させた注文住宅の収納3選【施工事例】

ここでは、機能性とデザインを両立させた注文住宅の収納を、3つの施工事例から紹介します。

1.生活感と無縁!洗練されたキッチン収納|倉敷市S様邸

倉敷市のS様邸は、リビング横にたっぷり収納できるパントリーを設置しました。

食材をはじめとするキッチン周りのあれこれはもちろんのこと、冷蔵庫や給湯ボタンのパネルといった生活感につながるものをぎゅっと納められる、頼れる収納スペースです。

2.収納力も美観も妥協しない!スタイリッシュな玄関周り|浅口市N様邸

浅口市のN様邸では、開放感あふれる明るい玄関の一画に、土間収納を設置しました。

浅口市のN様邸では、家族の靴をたっぷり収納できるシューズボックスに加えて土間収納を設置したことで、すっきり片付いていながら機能性が十分な玄関周りが実現しました。

3.壁の埋込み収納でスッキリした空間をキープ!|岡山市H様邸

シューズボックスを 壁の中に埋め込む形で設計した岡山市のH様邸
スリムなデザインの玄関の魅力を生かしながら、たっぷりの収納力を維持できました。

 壁の中に埋め込む形の収納をお好みで配置できるのは、注文住宅ならではの魅力です。

また岡山市のH様邸では、寝室にも埋め込み収納を設置しました。
趣味の置物を飾ったり、おやすみ前に読みたい本を収納したりとバツグンの機能性を発揮しますが、壁の中に収まっているのでスッキリ片付いた印象はしっかりキープできます。

まとめ

注文住宅を建てる段階で十分な収納を用意すれば、家族構成やライフスタイルの変化にも柔軟に対応でき、後悔とは縁遠い快適な暮らしが実現できます。

「我が家の場合、どのくらい収納があれば足りるだろか?」

「生活感を感じさせない、オシャレで機能性の高い収納を設置したい」

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