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家づくりコラム

土間収納を採用して後悔しないコツ!メリット・デメリットを知ろう!

玄関に土間収納を作るべきかどうか悩む方は多いです。注文住宅で後悔しないためにも土間収納のメリット・デメリットについて理解しておき、採用するかを考えましょう。この記事では、土間収納を作るときのコツまで紹介しているため参考にしてみてください。

目次

土間収納とは

土間収納とは玄関脇に設置をされた土足で入れる収納スペースです。靴やコートをはじめ、ゴルフバックや釣り道具などの趣味用品、ベビーカーなどを収納します。土間収納を設けておけば、散らかりがちな玄関をスッキリ見せることができます。

土間収納のメリット

土間収納のメリットは3つあります。

屋外で使用する物を片付けられる

土間収納は屋外で使用する物を片付けられます。具体的に説明すると、以下のような物を片付ける際に便利です。

● 靴や傘、コート
● ベビーカー
● 三輪車・折り畳み自転車
● サッカーや野球などのスポーツ用品
● ゴルフグッズや釣りなどの趣味用品
● ビニールプールなどの季節用品
● ガーデニング用品

屋外で使用する物は砂ボコリが付きますが、汚れたものも収納できます。

外出時の導線がスムーズになる

「帰宅をしてきて、土間収納で靴を脱ぎ、コートをかけてカバンを片付けて部屋に入る」など生活導線がスムーズになります。このようなウォークスルータイプのような土間収納は快適だと人気です。

玄関をスッキリさせられる

土間収納があれば、ベビーカーや三輪車などの子供用品や、ゴルフバックやキャンプグッズなど趣味用品を収納でき、玄関をスッキリさせることができます。
玄関の収納が足りないと屋外用の物が溢れてしまい、来客時に恥ずかしい思いをしてしまうでしょう。
しかし、土間収納を設けておけば、そのような心配をする必要もありません。

土間収納のデメリット

土間収納のデメリットも3つあります。

他の部屋が狭くなる

限られた敷地の中で、土間収納を設けると玄関や部屋が狭くなってしまいます。
快適な暮らしを送るために土間収納を採用したにも関わらず、本末転倒になってしまいます。
玄関は外から帰ってきた人を迎えたり、来客を招いたりする重要な箇所です。玄関が狭くなると快適さが失われてしまいます。

物置化してしまう

土間収納は使い方次第で物置化してしまう恐れがあります。
玄関をすっきり見せるために土間収納を作るはずが、何でも収納してしまって物置化してしまうケースも多いです。
また、ベビーカーを片付けるために土間収納を作ったけれど、子どもが成長したらデッドスペースになって使用しなくなったという失敗も見受けられます。このような失敗を防ぐために、将来を見据えて、何を収納するのかを決めておきましょう。

湿気や臭いが気になる

土間収納は屋外で使用した物(雨で濡れた傘やコート)を片付けるため、湿気がこもりがちです。換気をしないとカビが発生しやすく、ニオイが発生します。そのため、換気用の窓を設けるようにしましょう。

土間収納で後悔しないためのポイント

土間収納で後悔しないために押さえておきたいポイントは6つです。

何を収納するかを決める

土間収納は何を収納するかリスト化した上で、広さを決めるようにしましょう。なぜなら、無駄に広いスペース、収納力が足りないスペースは使いづらいためです。そのため、片づけたい物をリスト化して、どれぐらいの広さが必要かを検討しましょう。

生活導線を考える

土間収納の満足度を上げるために生活導線を考えましょう。
例えば、帰宅をしたら土間収納で靴やコートを脱ぎ、カバンを置いて部屋に入れるウォークスルータイプだと快適さを感じられるでしょう。
また、土間収納と洗面化粧室を繋げれば、外で遊んできた子供に手洗いをさせられます。
どのような暮らしをしているかを思い浮かべて、快適な生活導線を考えましょう。

扉は慎重に選ぶ

土間収納の扉は付けるか付けないか慎重に検討しましょう。靴やコートを取る度に扉を開け閉めすることが不便だと感じる方はドアを付けないのも選択肢の1つです。目隠しのために扉を付けたいという場合は、引き戸やロールカーテンなど、物を出し入れしやすい扉を選ぶようにしましょう。

棚の幅や奥行にも注意する

土間収納を作ってもらうときは、収納棚の幅や奥行にもこだわりましょう。収納したい物がピッタリと入ればスッキリした空間になります。また、収納棚を可動式にしておけば、収納したい物に合わせて棚の高さを調整できて便利です。

換気扇を付ける

雨で濡れた傘やコートを収納するため、土間収納は湿気がこもりやすいです。
湿気対策のため換気システムが欠かせません。換気扇の設置が難しい場合は窓を設けて定期的に換気するなど工夫をしましょう。

コンセントを付ける

土間収納にコンセントを付けることをおすすめします。コンセントがあれば、電動工具の充電などが行えます。
また、土間収納は砂ボコリがするため、部屋と同じように掃除が必要です。
掃除機などを使うときにコンセントが必要になります。コンセントを設置する場合は濡れないように、上部に付けるようにしましょう。

まとめ

土間収納は靴やコートをはじめ、ゴルフバックや釣り道具などの趣味用品、ベビーカーなど屋外の物を収納するのに便利な場所です。しかし、土間収納にはメリット・デメリットがあるため、特徴を把握した上で採用すべきか判断しましょう。この記事では、土間収納を採用するときに押さえておきたいコツまでご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください♪