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家づくりコラム

パントリーとは?後悔しないためにメリット・デメリットを理解しよう

注文住宅を建てるときに「キッチンの横にパントリーは必要だろうか…?」と悩む方がいます。
結論から説明すると、パントリーには向き・不向きがあるため、特徴を理解した上で採用すべきか判断するようにしましょう。
今回はパントリーについて詳しく解説します。

目次

パントリーとは

パントリーとはキッチンに隣接された食料品や日用品の収納場所を指します。
食品や日用品のまとめ買いをする方や、スッキリとしたキッチンスペースを好む方におすすめです。
パントリーの種類は、壁付けタイプと部屋型タイプに分けられます。

壁付けタイプ家事導線がスムーズ
キッチンスペースの収納力を上げられる
部屋型タイプ普段使用しないものを片付けられる
日用品や食料品のストックができる

パントリーを設置するメリット

パントリーを設置するメリットは、キッチンスペースの収納力を上げられ、スッキリとさせられることです。
お米や飲料水、缶詰、レトルト食品などまとめ買いしたものを収納できます。
そのため、仕事や育児で忙しく、週末に食料品や日用品のまとめ買いをする方におすすめです。
賞味期限が長い缶詰、レトルト食品を保存しておけば、災害時の保存食にもなります。

パントリーを設置するデメリット

パントリーを設置するデメリットは、キッチンやリビングなど、他のスペースが狭くなることです。
ダイニングリビングが1畳~2畳小さくなると、スペースが狭く感じてしまうでしょう。
また、パントリーは造作棚を取り付ける必要があるため、壁付けタイプは15万円、部屋型タイプなら50万円ほど工事費用がかかります。
そのため、週末に食料品や日用品のまとめ買いをしない方は向いていません。

パントリーを設置する際の注意点

パントリーの特徴を知った上で設置する場合は、建築士にどのような間取りが良いかを尋ねましょう。
例えば、キッチンと洗面室の間にパントリーを設ければ、食料品や日用品を保存でき、家事室として活用できます。
その一方で、玄関に直結したパントリーを設ければ、買い物したものをすぐに片付けられるようになります。
また、パントリーに取り付ける造作棚の奥行や高さもこだわると使い勝手が増すでしょう。
そのため、パントリーの間取り、タイプ、棚についてプロに相談をしてみてください。

パントリーの施行事例

岡山県岡山市のO様邸はキッチンの横に壁付けタイプのパントリーを設置しました。
お子様がいるため、マグネット壁にプリントが貼れるようにしています。
真横に取り付けることで、サッと必要なものを取れるようにしています。
Wifi機器も置く予定で生活感が出てしまいますが、来客時にはロールスクリーンを降ろして隠せるようにしました。
ロールスクリーンが見えないように垂れ壁を採用しています。

まとめ

パントリーはメリット・デメリットがあり、向き不向きがあります。家族が多かったり、仕事や育児が忙しくて週末にしか買い物に行けない方などはパントリーがおすすめです。パントリーを設置する場合は「間取り」「タイプ」「棚の高さ・奥行」が重要です。快適な暮らしを実現するためにも、ぜひ建築士に相談をしてみてください。